男女共同参画WEBマガジン

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LGBTQ

トランスジェンダーの理玖さんに聞いてみた!

中学生の “LGBTQ あんなこと・こんなこと”

 

5.そのほか(3問)

 

 5.‐①

中学生

理玖さん

 

 

 

 当時、そんなに深く考えていませんでしたが、なんとなく周りの女の子たちと違うなという感覚でした。当時はLGBTQという言葉の存在すら知らなかったですが。今振り返ってみると、もしかしたら自分で自分のセクシュアリティが分からないQに当てはまるのかもしれません。

   .理玖さんが小学校低学年頃までは、LGBTQにおけるQ(クエスチョニング)の立場にあたるものなのでしょうか?

 

 5.‐②

 

中学生

理玖さん

 

 

 

  身体が女性であるときは付き合ったりとかされたんですか?

   身体が女性であった時も、性別適合手術を受けた後も、お付き合いさせてもらったことはあります。それが「友達に対しての好き」や「尊敬の意を込めた好き(自分もこうなりたいという気持ち)」だったことに気付きました。でも僕が今まで感じたどの「好き」も、きっと恋愛感情の「好き」も共通していると想像しますが、相手のことを大切に想う、もっと知りたい、仲良くなりたいと思うということなのかなと思っています。

 

 5.‐③

 

中学生

 

理玖さん

 

 

 

 何故、名前を元の「梨果」から「理玖」に変えたのですか?

 理玖という名前の名付け親は、中学時代に通っていた塾の塾長です。

「玖」には「黒色の美しい玉のような石」という意味があります。「理」には「石を磨く」という意味があります。自分の持っている石を磨き続けなさい。そうすればいつか輝くことができるよ、という意味が込められています。この名前は中学を卒業し、高校進学をする際につけてもらった名前で、ある日塾の教室に行くとホワイトボードに大きく書かれていました。

 両親がつけてくれた「梨果」という名前も、塾長がつけてくれた「理玖」という名前も、自分にとっては大切な名前です。

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