男女共同参画WEBマガジン

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LGBTQ

トランスジェンダーの理玖さんに聞いてみた!

高校生の “lgbtq あんなこと・こんなこと”part.2

 

3.LGBTQをとりまく周囲の理解(5問)

 

 3.‐② 

高校生

理玖さん

 

 

 

 

 3.‐①

高校生

理玖さん

 

 

 

 

 3.‐③

 

高校生

理玖さん

 

 

 

 

 3.‐④

 

高校生

理玖さん

 

 

 

 

 3.‐⑤

 

高校生

理玖さん

 

   それは、同性でも異性であっても関係なく、あなたの

 気持ちに正直になって欲しいと思います。

  制服を選べるようになったとしても、周囲になんと思われるかわからなくて好きなものが選べない。体育が辛い。

  時代の変化とともに少しずつ、でも確実に理解の輪は広がっていると思っています。LGBTQや、ジェンダー平等という言葉がよく取り上げられるようになったということも1つ大きなことではないかと。ただ、大切なのは用語や言葉だけが広がっていくだけでなく、本当の意味できちんと正しい知識として知ってもらい、理解し、自然と認め合えるような社会の雰囲気作りだと思っています。その点で言えば、もう少し周知のための啓発活動をがんばろう!と思っています。

  LGBTQを掲げてもなかなか皆さんに理解してもらうのは難しいと思いますが、実際にどのくらいの効果がでましたか。

 効果というものは、目には見えにくいものなので難しいですが・・・。

 僕は啓発活動の一環として、研修会や講演会などでお話をする機会をいただいています。その度に、毎回リアクションペーパーへの記入のご協力をお願いし、お話を聞いてくれた方がどう想ったのかを聞かせていただいています。その中で、もちろん全ての方が良いリアクションをしてくださるわけではありませんが、しかしそれ以上に多様な性への理解、また身近にいるということ、そして何か困っていると相談された時には、力になりたいという温かな言葉を多くいただき、少しずつ、でも確実に「多様性を認め合える優しい社会」に近づいていると確信しています!

  制服が選べるようになったとしても…確かにそうですよね。学校の中で、社会の中

 で、きっとあなたと同じように感じ不安に思っている人たちが他にもたくさんいると

  思います。自分の着たい制服を着て学校生活を送りたい。でも不安がある。また体育の授業の中で辛いことがあるということ、あなたが信頼できる先生に相談してみるということも1つ の方法ではないかと思います。今回、このテーマでの講演会を積極的に企画し、実現してくださった先生方です。きっと味方になり、一緒に解決策を探してくれる先生方がいますよ。

 現代社会において、LGBTQと呼ばれる方への理解などが一般化されてきているけど、差別的なことを受けることもあると思います。そのような時どのような対処をしていますか。

 僕は、恥ずかしながら本当に泣き虫で、すぐにへこたれてしまう性格です。本当は、その場で注意や、意思を表現したりできれば良いですが、なかなかその場面では難しいことも多いです。僕は悔しい思いをした時、傷つく言葉を聞いてしまった時、対応をされた時はここだけの話、家で泣いてしまうこともあります。でも、その悔しさ、心の痛みがあるからこそ社会を変えたいと思い、またLGBTQの課題だけでなく、生きづらさを感じながら生きている人たちがいるのだと、想像力を持てるのだと自分では思っています。

   一人でも多くの人がその人らしく生きられる優しい社会になったら嬉しいです。

  今の社会は多様な性を理解していると思いますか?

  好意を同性の方から向けられたとき、自分の気持ちに正直になればいいのか

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