男女共同参画WEBマガジン

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自分らしく生きるためのヒントを見つける旅にでよう

インタビュー2017

静岡県男女共同参画社会づくり宣言事業所・団体

株式会社 るるキャリア

(静岡市)

内田 美紀子さん

女も男も働き方を変えよう

 ㈱るるキャリアは、女性活躍推進、ダイバーシティ、ワーク・ライフ・バランスに取組む企業・団体のコンサルティングや、女性が自分の働き方・キャリア・将来について考えるコミュニティ“働く女子 大学 うるおいプラス”の運営など、働く女性をとりまくさまざまな環境の支援をしている。

 

 社長の内田美紀子さんの他に社員は女性3人。うち2人は小さな子どもがいるため、曜日社員というシステムを取り、各曜日交代で勤務、同じ業務を2人でシェアしている。SNSで業務の進捗状況を共有し、月に1回2人が顔を合わせる日を設け、業務に漏れのないよう注意を払う。残業は基本的にない。働く女性とその環境を支援・整備しているという会社だけあって、社員のワーク・ライフ・バランスやキャリアアップなどに配慮が行き届いている。

 

 内田さんは、人材ビジネスの運営や、キャリア相談など女性の就労・キャリア支援に長年従事してきた中で、働く女性をとりまく環境を変えていくためには、企業側を変えていくこと、女性自身が力をつけていくことの両方が必要と考え、2012年㈱るるキャリアを立ち上げた。

 

 「働く女性の環境はここ数年で大きく変わりました。育休取得後の復職率は高くなり、長く働くための制度は整えられてきています。しかし、キャリアアップという点では昔とほとんど変わっていません。両立支援策は導入されたものの、企業の組織風土は改善されていないからです。また、子どもを預けたくても預けられる場所が少ないことも社会的課題です。その他、身近にロールモデルがいないことで、キャリアアップをあきらめてしまうという女性自身の問題もあるといえます。

 

 企業にとって、どうやったら人材が100%以上の力を発揮でき、利益を上げ業績を伸ばせるかを考えた時、そのひとつの方法として女性活躍推進が挙げられます。これは女性だけの問題ではありません。管理職(そのほとんどが男性)が変わらなければ状況は変化しないのです。女性だけでなく男性も含めて意識・働き方の改革をしていかなければ、少子化や労働者不足という問題に太刀打ちできないでしょう。

 

 あと20年位で働き方は大きく変わっていくのではないでしょうか。今も進みつつあるリモートワークが更に進むでしょうし、評価の仕方が勤務時間に対してではなく、時間当たりの成果に代わっていくでしょう。育休復帰後の時短勤務の女性管理職や、雇用という働き方にこだわらず、フリーランスや副業といった形態で働く人が今より増え、多様な働き方が当たり前になる時代が来ると思います」。

 

㈱るるキャリア:http://www.uruoiplus.jp/

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