男女共同参画WEBマガジン

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LGBTQ特集

トランスジェンダーの理玖さんに聞いてみた!

高校生の “LGBTQ あんなこと・こんなこと”

 

7.そのほか(4問)

 

 

 

 

 劣等感

高校生

理玖さん

 

 

 

 男性、女性とこれまでに社会で作り上げられてきたものがあるのは確かです。でも、時代は必ず変わっていくものだと僕は思っています。あなたの「いくら努力しても男性より下だ」と思ってしまうことは、これまでも、そして今の社会でもそんな場面はまだきっとあります。でも、それではいけないと声をあげてくれている人達がいます。今後、そんな思いをしなくてもよくなる社会にしていかなければなりません。大人の男性が怖くて仕方ない…きっと何らかの辛い思いをし、そのように思ってしまうようになったのでしょう。あなたの心の傷を、苦しみを受け止め、味方になってくれる信頼できる大人は必ずいると思います。

 「女性」という性別に劣等感を感じます。「いくら努力しても男性より下だ」と感じることがたくさんありました。たまに男性になりたいとさえ思います。大人の男性が怖くて仕方ありません。「女性」として見られることに気持ち悪さと恐怖を感じます。

 

 うつ

 

高校生

理玖さん

 

 

 

   私もうつ病になったことがあり、現在でも自己否定をしてしまいます。LGBTQのうつ病は少し違うと思ったので、詳しく聞きたいです。

   うつ病の方の多くが自己否定をしてしまう。それはセクシャルマイノリティの人だけでなく、生活している中で様々な場面、きっかけ、原因があると思います。僕は、たまたまセクシャリティが周囲の子と違うことで、自己否定をし、「ダメなやつなんだ」と幼少期から自分で思い込み続けてきたことが原因でした。自己肯定感の大切さは、大人になった今、痛感しています。だからこそ僕は伝えたいと思っています。あなたにも。「あなたは、あなたで素晴らしい。」あなたのペースで、あなたらしく、肩の力を抜いてやっていってください。

 

 自傷行為

 

高校生

 

理玖さん

 

 

 

 相手に分かってもらえず、説明しても聞いてくれなかった時に自傷行為をするのは悪いことですか?

 実は学生時代、自分も自傷行為をしてしまっていました。当時は誰にも助けを求められない苦しさから、夜一人になると自傷行為をしてしまう…そして、それに対して罪悪感を抱いていました。大人になった今でも傷が残ってしまっています。でも当時の自分は、その方法でしか苦しさを紛らわすことができなかったというのが本音です。他に「苦しい」という気持ちを少しでも軽くできる、吐き出せる良い方法を見つけられたら。ただ、いつでも、あなたを心配し、傷つけて欲しくないと思っている人がいるということは、常に忘れないでいてほしいと思います。自傷行為をしないで済むのであればその方が良いと言われますが、そうしなければ、それ以上あなたの心が傷つき、壊れてしまうのであれば絶対にいけないとは僕は言えないのかなと思います。

 

 男女の友情

 

高校生

 

理玖さん

 

 

 

 男女の友情、異性の友情は成り立つと思いますか?

 「男女の友情」「異性の友情」も、もちろん成り立つと僕は思っています。「大切な友人」がどんなセクシャリティーを持っていようと、男性、女性、そうでなくても、変わらないのかなと。お友達に対し、「大切だ」「ずっと友達でいたい」「困った時は助けになりたい」と思い合える関係は、性別関係なく成立すると思っています。

 

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